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第15回中央委員会を開催

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 真島中央執行委員長は第15回中央委員会で開会にあたり次のように挨拶を行った。 23春闘は組合員に見える春闘、世間にアピールする春闘にしなればなりません。日本の労働者は長時間労働と休日出勤により低賃金を補っています。私たち港湾労働者も一緒であり、物価高騰と円安により、働く者、国民はすべてが厳しい生活を強いられています。 一方で空前の利益を上げている荷主・船社の適正料金収受、価格転嫁による大幅賃上げを勝ち取らなければなりません。
 今、岸田政権は安保関連3文書に「敵基地攻撃能力の保有を明記、GDP1%を2%の2倍化すると公言。私たちは「港湾を兵站基地」にしないあらゆる措置を講ずる決意であり、戦争に加担する訳に行きません。
 現在の日本で産別労使協議体制をもっている事は稀であり、集団交渉はますます重要になっています。歴史と伝統を守り23春闘は大幅賃上げと魅力ある港湾労働の確立に向けて新たな産別運動の一歩を踏み出さなければなりません。要求と方針の確立に向けて積極的な討論をお願いしたいとしました。