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全国港湾第16回定期大会を開催

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全国港湾労働組合連合会(全国港湾)は9月20日(水)午後から二日間の予定で、愛知県豊橋市・シーパレスリゾートにおいて第16回定期大会を開会した。
開会にあたり真島勝重中央執行委員長は「今年の中央港湾団交は9月6日に妥結したが、2年続けて長引いた。港湾運送事業者は圧倒的多くが中小企業であり、賃上げの検証作業には時間がかかった。賃上げに資する料金担保は必要であり、秋闘から適正料金収受に向けた取り組みを強化する。今年の春闘で港湾労働者の命と安全を確保するために、港湾を兵站基地にしないよう求めたことに、[平和を希求する思いは業側も全く同感であり、港湾労働者の安全・安心の確保は労使共通の願いである]と確認したことは大いに評価できる。また、日米新ガイドラインにより、万が一戦争になれば強制的に従事させられる。戦争を繰り返すな!の思いから毎月2回新橋駅前で宣伝行動を取り組んでいる。労働者不足は全産業で深刻になっている。港湾産業の労働条件(賃金を含む)を引き上げる必要がある。基準内で暮らせる賃金、そのために適正料金収受に向けて、労使で取り組む必要がある。人手不足や労働環境問題を機械化・自動化によって補うことには反対であると強調した。最後に23秋闘、24春闘勝利に向けて、組合員の団結とたたかいで勝利しよう!」とあいさつを行った。
 引き続き玉田書記長が、22年度経過報告・23年度活動方針及び決算・予算、規約改正の提案を行った。その後、質疑・討論を行い第一日目終了した。