今般、産別協定、産別労使関係の根幹をなす、事前協議制度が無視されるという事態が発生しました。この間の若干の経緯については、過日(1月29日)、貴協会にも報告してきましたが、具体的には、沖縄県中城湾港と大分県中津港に臨時配船された本船「はくおう」が事前協議の申請もなく2月2日に中城湾港入港、強行荷役を行ったことです。この事態に至る直前まで、現地の港運労使は、当該船社や荷主に対し事前協議の申請を行ったうえで秩序ある港湾運送の維持ができるよう努力してきました。
このような事態を許すことは、事前協議制度を崩壊させることになると強く懸念するものです。したがって、このような暴挙に対し、現地の港湾労働組合で組織する沖縄地区港湾労働組合協議会(沖縄地区港湾)は、2月2日(土)10時から、中城湾港において抗議の視察行動を毅然且つ整然と行いました。
また、この行動を実施するにあたり、事前に港湾管理者に通知したところ、SOLAS条約を理由に、港湾労働者の行動に責任ある組合役員や港湾労働者の当該ふ頭内への立ち入りを制限されるという極めて不当な対応がありました。このこともまた、港湾労働組合として看過できないことです。
ついては、本件に関し、事前協議の一方の当事者として、次の措置を講じられるよう申し入れますので、事前協議制度の本旨に立って誠意ある対応を要請する次第です。

