2月23日午後に開催した第2回中央港湾団交は、日港協の不誠実な回答内容に怒りが爆発。まともな産別交渉を求めるべく、3月12日(日)に24時間ストを準備していることを表明した。
![港湾情報](../../img/header_blog_S.jpg)
2月1日午後、日港協に於いて第1回中央港湾団交を開催し、17春闘が本格的にスタートした。糸谷委員長はあいさつで、多方面にわたる要求を出させていただいたが、港湾労働者の地位向上を図る上で切なる要求が凝縮しているとし、早期円満解決を求めた。
玉田書記長から、昨年来、海運界は大変な状況にあると認識しているうえで、一方、政府の発表によれば、消費支出が落ち込んでいる。働く者が自由に使えるお金がない状況にある。港湾労働者が明るい未来を展望できるよう、港湾運送が持続的に発展できるよう労働条件を整えて生きたとして、「17年度産別労働条件及び産別協定の改定に関する要求書」の主旨説明を行った。
また、午前中に開催された中央事前協議に提案された、邦船3社とヤンミン、ハパック5社による「ザ・アライアンス」の設立と定期コンテナ航路サービスの開始は港運労使の雇用・職域に大きな課題を含んでいることから、中央保留・再協議とすることを確認した。
25日午後から、シーパレス日港福(豊橋市)で第9回中央委員会を開催した。挨拶で糸谷委員長は、「行動に取り組まなければ前進しない」その意思統一をするのが、中央委員会であるとあいさつした。玉田書記長が17春闘方針を提案し、討議にはいった。討論では積極的意見が出された。
国土交通省がクルーズ船の受け入れを強化するために、港湾法を改正する方向で検討に入った。