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第6回中央港湾団交  -日港協 評価できる回答なし、不満-

第6回中央港湾団交  -日港協評価できる回答なし、不満-
  組合側:4月14日(月)以降、無期限の夜荷役拒否を通告

        
 全国港湾は、4月8日(火)に日港協申入れによる第6回中央港湾団交を開催した。要求提出以来、職場・地域のたたかうエネルギーを背景に、団交を重ね、3月23日、同月29日、4月6日と3波に及ぶ24時間ストライキを打ち抜いてきた。しかし、日港協の回答は、依然として、春闘要求に正面から応え、解決を目指すものと評価できる内容はないまま推移しているため、第6回団交の冒頭に、要求前進と交渉促進の強い決意を込めて、日曜反復ストに上乗せして、4月14日(月)以降、春闘解決まで夜荷役(18時から翌日始業時まで)拒否を行うと通告した。
 本日の第6回団交で、日港協の回答は、職場・地域の仲間へ誠意ある回答が期待された。日港協は「港湾福利分担金、三島川之江港の指定港化、制度賃金、産別最低賃金、週休二日制、時間外分母、港湾労働者の定年」に対し回答を行った。これらの要求に対し、実現時期を明記した回答があったが、概ね「委員会で継続協議」「2025年度までに実現」等と、最賃に関しては、具体的な数値がなく評価できる回答はなく、大いに不満が残る回答であった。
 組合側は、この期に及んで誠意ある回答を示さない日港協に厳しく抗議するとともに、産別制度要求の前進をめざし、組合側の要求趣旨をあらためて強く申し入れ、交渉の促進を図ることを強く求めた。
 これに対し、日港協側は再考のため長期の休憩を提案、4月9日13時30分に団交の再開を申し入れてきた。
 組合側は、これを了承し、4月9日13時30分、第6回団交を再開することとなった。
 一方、賃上げなどの諸要求を掲げてたたかう単組では、いまだに回答ゼロ、あるいは回答延期が続いている。全国港湾中央闘争委員会は、港湾産別要求である「制度賃金」の引き上げと一体になって、文字通り「産別総ぐるみ」でたたかうことを呼びかけている。
尚、14春闘を、3波にわたり24時間ストライキでたたかっている全国港湾の仲間に対し、元全国港湾事務局長の中村義紀様より激励とカンパが寄せられています。
        14春闘勝利まで、「団結ガンバロー!!」

第5回中央港湾団交決裂!!4月6日(日)24時間スト決行

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4月6日以降の全ての日曜日のストに、さなる上乗せ行動を通告
次回団交は日港協の申し入れにより4月8日(火)13時半開催

 4月3日、第5回中央港湾団交を開催した。この団交は、日港協の申し入れにもとづくものだが、日港協の回答は、これまでの延長線上のもので、産別最低賃金制度など制度賃金の引き上げには「専門委員会で協議する」とし、春闘要求に誠実に応え、春闘を解決しようとする姿勢は見られなかった。
 組合側は、こうした姿勢に厳しく抗議するとともに、すでに通告している4月6日(日)からのすべての日曜日のストライキに上乗せ行動を取ることを通告した。

14春闘をたたかう西日本四港共同アピール

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 西日本四港(大港労協・神戸港湾・関門港湾・博多港湾)は14春闘勝利に向けて、共同アピールを発表した。

第5回中央港湾団交を4月3日(木)に開催

 組合は第4回団交(3月27日)の回答を不服として、29日(土)始業時から30日始業時までの24時間ストを決行した。さらに、日港協への抗議と解決を求めて、4月6日以降の全ての日曜日の就労拒否を通告した。
 そうした背景から、3月31日午後に日港協から第5回中央港湾団交を4月3日(木)に開催したいとの申し入れがあり、了承した。それを受けて組合側は3日午前に、第4回中央闘争委員会を開催し、強い決意で団交に臨む。