憲法集会、メーデー特集
本日(6月20日)第4回のあっせんが開かれた。中労委は日港協が主張する「独禁法に抵触する恐れを払拭できない」に対し、公正取引委員会に疑念を晴らすべく、問い合わせを行うことを労使双方に申し入れた。
日港協は、公取委に問い合わせすることは希望しないと回答した。組合は、今後あっせんを継続しても日港協があっせんを受託する見通しはなく、本日をもって「あっせん申請」を取り下げた。今後は、次のスッテプに進む準備を進めることとする。
5月28日に標記委員会を開催し、この間の経過報告及び当面の取組みについて討議した。
1.経過報告について
(1) 第8回中央団交以降の状況について
① 5月14日に第1回「小団交」を開催し、「議事録確認」に基づ き交渉を行った。第2回「小団交」は5月31日開催を確認した。
② 各単組は個別賃上げと独自要求に関する交渉を進め、賃上げ 妥結も進んでいる。
③ 港湾機能高度化施設事業(公募)について地区からの報告を受 けた。
2.19春闘に係わる当面の取組みについて
① 統一回答問題では、小団交(5月14日開催)で日港協は、「現 段階ではアイディアはない」、「統一交渉・回答は出来ない」 というもので、協議を重ねても姿勢が変わる見通しはない。具 体的前進がない場合は中央港湾団交の開催を申し入れることを 確認した。
② 事前協議違反については、近々にも同様の配船があることか ら緊急を要する。新たに同様の事態が発生した場合は行動を配 置する旨、文章を以て日港協へ通知することを確認した。
③ 19春闘要求の労働条件改善については、一定の時期に合意形 成をおこなうことを確認した。
④ 19春闘に係わる「中間とりまとめ」(案)を提案した。
5月9日(木)開催の第8回中央港湾団交において、「19春闘中央港湾団交 議事録確認」を承認した。
議事録確認は、船社のアライアンスの課題、定年延長、港湾年金、労災補償について修正回答を行ったうえで、日港協と全国港湾及び港運同盟は、産別賃金及び2019年2月4日付「事前協議制度に関する申し入れ」の取扱いについて、中央港湾団交の下で、小団交を開催し、その取扱いについて協議すること、あわせて協議期間中は3月20日付け争議通告(毎日曜日のストライキ)について、5月12日以降は延期することを確認した。 なお、小団交の開催は5月14日を予定している。