4月22日第4回団交(続開)において、21春闘(仮)協定書を締結した。その後、日港協の機関確認を経て、5月13日に本調印となった。

4月22日第4回団交(続開)において、21春闘(仮)協定書を締結した。その後、日港協の機関確認を経て、5月13日に本調印となった。
全国港湾と港運同盟は、4月15日の第4回中央港湾団交の結果、長期休憩としていた第4回(続開)中央港湾団交を開催した。団交は、日港協側での内部検討が長引く一方、組合側は待機となったが、その間に折衝も行うなどして、交渉を続けた。
団交は16:00に再開され、日港協として(仮)協定と覚書(案)が提示された。組合側は、4月21日に開催した合同中央闘争委員会での状況分析、折衝の中で協定案に盛り込まれている内容を再確認し、16:30に合意を確認した(「仮協定と覚書)は別添参照)。
全国港湾と港運同盟は、4月15日14:00からビジョンセンター(東京永田町)において21春闘第4回中央港湾団交を開催した。日港協は、前回の回答からいくつかの課題について修正回答を行った。 修正回答は、適正料金収受と認可料金制度の復活と新型コロナ感染についての対応、検数・検定の標準者賃、関連専業の産別協定履行、各個別賃上げ、AI・荷役機器の遠隔操作など港湾「合理化」対応について、産別協定集の編纂、労災企業補償、労使継続諸課題などについてであった。
組合側は、業側修正回答について「まだ納得できない」として休憩を求め、内部議論を行った結果、一定の評価をする課題とまだ詳細を詰めなければならない課題もあり、長期休憩とし、続開団交を持つことを日港協へ求めた。
日港協は、これを了承して、続開団交は事務局間で調整して日時を確定することとして団交を終了した。なお、交渉終了後、事務局間で調整した結果、4月22日(木)14:00か続開することを確認した。