4月2日開催の第5回団交で、日港協は交渉の前進が見られないとして、決裂宣言を行った。よって4月5日の始業時から6日の始業時まで24時間ストに突入した。全国各地区港湾でパトロールを実施している。【写真は横浜港】
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4月2日開催の第5回団交で、日港協は交渉の前進が見られないとして、決裂宣言を行った。よって4月5日の始業時から6日の始業時まで24時間ストに突入した。全国各地区港湾でパトロールを実施している。【写真は横浜港】
4月2日(木)午後1時30分から開催した第5回中央港湾団交は、解決に向けて、数回の休憩を挟んで交渉を続けたが、17時20分交渉再決裂になり、4月5日(日)始業時より、24時間ストライキ決行となった。
制度賃金と港湾年金の改訂に課題を絞って交渉を重ねたが、前回(第4回団交)の回答から産別最賃を1,500円改定するとの回答のみで、到底受け入れられるものではなく、4月5日のストライキを通告した。また、4月12日(日)に24時間の上乗せストライキを通告した。尚、次回団交は未定。
15港湾春闘は、3月25日(水)に第4回団交を開催。業側は3月29日(日)の24時間ストは、年度末ということもあり、影響が大きく回避してほしいとして、4月2日に第5回中央団交を開催することで、組合に要請した。
組合側は3月末のストライキを重い決断で延期するが、回答次第では、4月5日の始業時から24時間のストライキ入ることをここで通告した。
各単組の交渉は、産別交渉と並行的に行っている。3月25日に港荷団交で5,000円の有額回答が示されたことから、港湾春闘の賃上げ交渉は動き始めている。3月30日現在の各単組の取り組み状況を別添する。
四国港湾は、愛媛県四国中央市議会が、3月26日に採択した「三島川之江港の港湾事業法の指定港化に対する意見書」を入手した。その内容について、断固として抗議し、その問題点を明らかにする全国港湾中央執行委員長談話(別紙)を別添の通り発表した。
職場組合員、各単組、地区港湾に於いて、あらためて指定港化に向けた取り組みの強化を訴える。