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第16回港湾労働セミナー特集
全国港湾と神戸港湾は、6月27日(木)08:20からおよそ30分にわたり、さる4月15日のスト破り行為に対する抗議行動を㈱上組本社前で実施した。抗議行動には組合員100名が参加し、降りしきる雨を突いて、断固とした抗議と責任追及の意思を示す力強いシュプレヒコールを繰り返した。
集会後には、神戸港K-DIC(上組現場事務所)に移動し、当時の現場責任者との協議を行った。冒頭、組合側より「スト破り」は断じて容認できないとして、ただちに提出した抗議文に対する、謝罪と繰り返さない旨を明記した回答が未だに未提出であることに強く抗議し、会社としての姿勢を問うた。しかし、現場担当者として謝罪はするものの、本件に対する企業としての文書回答は検討中と回答するにとどまった。
組合側は、本件でのけじめが必要であり、「謝罪と繰り返さない」旨を明記した文書の提出を重ねて要請して交渉を終えた。
本日(6月20日)第4回のあっせんが開かれた。中労委は日港協が主張する「独禁法に抵触する恐れを払拭できない」に対し、公正取引委員会に疑念を晴らすべく、問い合わせを行うことを労使双方に申し入れた。
日港協は、公取委に問い合わせすることは希望しないと回答した。組合は、今後あっせんを継続しても日港協があっせんを受託する見通しはなく、本日をもって「あっせん申請」を取り下げた。今後は、次のスッテプに進む準備を進めることとする。