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第1回中央港湾団交、第12回中央委員会特集
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第1回中央港湾団交、第12回中央委員会特集
第2回中央港湾団交が新型コロナウイルスの影響拡大で延期されたことを受けて、3月12日に第1回中央闘争委員会を開催し、以下の確認をおこなった。
1.20春闘の取り組みについて
(1) 3月3日に日港協より、新型コロナウイルス感染予防の観点 から第2回の団交延期(3月12日)の申入れがあり、緊急常任中執 を開催し、これに同意したことを確認した。
(2) 今後の見通しについては、3月19日に発表される政府所見を 一つの目安として、その間も諸課題の整理や内部協議、必要な ら労使協議も進めることとした。
(3) 中央行動(3月18~19日)は、感染予防の観点から、行政申入 れは人数を絞って行うこととし、19日のデモは中止した。
(4) 個別賃上げ共闘(加盟組合単組書記長で構成)を設置し、日 程、交渉内容等の意見交換をすすめることとし、3月10日に第1 回会議を行った。
2.地区統一行動について
3月3日から各地区統一行動を取り組んでいる。宣伝カーの運 行、産別協定順守キャンペーンとともに、地区港運協会、関係行 政交渉などの取り組みを進めている。四国港湾では、ウイルス対 策について申入れと対策の点検を取り組んでいる。西日本四港の 春闘アピールが発信された。
3月12日(木)13:00より開催した(臨時)中央事前協議会は、2月20日の事前協議会に出されたONE関係案件について協議をおこなった。日港協から報告案件として投入船決定通知が出された。
組合から、①毎年のように変わるサービス、船社の経営方針の変更に翻弄される。時間的な猶予もない、時期的な配慮にも欠ける姿勢に疑問がる。これをどう認識しているかを説明すること。②17年の再編からの検証、雇用と職域にいかほどの影響を及ぼしてきたのか、検証できるものを提示すること。 ③MSC(南米航路)の横浜港へ寄港地変更の申請は、昨年5月の申請で、結果的に本年2月に取り下げたが、この案件を、再び申請してきたことに大いに疑問がある。なぜ、このような対応を取ったのか、説明すること。④寄港地ゼロ、減船などにどう責任を取るのか、以上四点について船社に質し、その回答で改めて判断することを伝えた。
日港協は、提案された点について船社に申入れるとした。そのうえで、3月19日に再度、臨時中央事前協議会を開催することとした。
2月20日午後から、港運会館会において第1回中央港湾団交を開催した。新型コロナウイルスの影響が広がる中、日港協から団交延期の申入れがあったが、組合から人数を絞った団交を求めた結果、少人数での開催となった。
冒頭糸谷委員長は、19春闘は異例の経過をたどり、収束が7月25日となった。春闘課題の解決を図るべき期間がなく、前進していない。そのうえで、今春闘は大きく言って三つの課題がある。第一は労働条件の改善は労使一体で取り組むべき課題、第二に、行政に対して労使で働きかける課題、第三は、法律改正を伴う課題であるとした。今春闘は回数を重ねることなく、早期解決を強く求めた。
その後、玉田書記長から20春闘要求について趣旨説明を行い、次回団交を3月12日午後に開催することを確認し、終了した。